脱毛症とアトピー性皮膚炎の関連から考える色素

こんにちは！kahoです！
今回私は様々な肌質の方に使いやすい『Blond 2 Brunette Set』をご紹介いたします。

1. 脱毛症とアトピー性皮膚炎の関係
2. アトピー性皮膚炎の方へのアートメイク
3. そこから考えられる適した色素

これらの内容でお伝えしていきます。

①脱毛症とアトピー性皮膚炎の関係

アトピー性皮膚炎も脱毛症も自己免疫の過剰反応が関与していると考えられており、実際に施術をする中でアトピーがある人は、脱毛症を起こしやすく、脱毛症がある人は、アトピー体質を併せ持つことが多いと感じています。

②アトピー性皮膚炎の方へのアートメイク

アトピー性皮膚炎は " 見た目は硬いが角層は弱い "。

表面が厚く硬く見えることがありますが、角層自体はスカスカで水分保持力が低下しています。そのため、皮膚への刺激に弱く、炎症が起きやすい状態です。

施術の際は、肌の表面が厚くても敏感であることを考慮する必要があります。

アトピー性皮膚炎の肌のくすみは、角層の乾燥や肥厚、慢性炎症による色素沈着、血流・光の乱反射など複数の要因が重なった結果です。

以上のことから、アトピー性皮膚炎の方へのアートメイクでは、施術の際には皮膚状態の観察を行い、針の深さは浅く摩擦は最低限を心がけています。

③そこから考えられる適した色素

出来るだけ肌に負担をかけず、馴染む色で残したい。そこで私が使用しているのがBlond 2 Brunette Setです！

無機顔料が多く肌になじみやすく安全性が高い設計です。有機顔料も入ってはいますが、発色を助けるためで、少ないパス数で色を入れることができるので、通常の施術では刺激やアレルギーのリスクは低めです。私はこの色素をヘアストローク、マシンパウダーで使っています。

どんな方にも使いやすい色になっているので、様々な肌質の方への参考になればと思います。