PMU Global Chains アンバサダー 藤原 瞳美先生によるFADE「Medium Warm Brown」のご紹介!

こんにちは、藤原 瞳美です。今回はTina DaviesのFadeシリーズから、人気色「Medium Warm Brown」をご紹介します。

この色素は、その名の通り「Fade=自然に退色する」特性を持ち、持続期間は約12〜18ヶ月となっています。特徴として、退色時にもWarmトーンが保たれ、変色しにくい色素構成です。

「Medium Warm Brown」の魅力

Fadeシリーズには8色が展開されていますが、中でも「Medium Warm Brown」は、特に使いやすい色として定評があります。

初心者から上級者まで、幅広い施術者におすすめできる万能なカラーです。

おすすめの技法と対象者

この色素は、マイクロブレーディングでの使用が特におすすめです。初心者の方で、まだ技術に不安がある場合でも、深掘りしすぎるリスクが低いため安心して使えます。

また、上級者の方が「自然な退色」を重視したいときや、Warmトーンへのシフトを希望する場合にも、この色素が最適です。

効果を最大限に引き出す肌質と注意点

「Medium Warm Brown」はドライ〜ノーマルスキンに対して特に高い効果を発揮します。施術の際、2回目のストロークでは、色素の粘度が低いため、ピグメントを引っ張りにくいことがあります。

そのため、ゆるやかに揺らしながら色素を定着させるテクニックを使うと、仕上がりが美しくなります。

マシンを使う施術でのポイント

ナノヘアストロークやパウダー技法でマシンを使用する際は、この色素が粘りのあるため、作業に時間がかかりやすいです。

その場合、Perma BlendのCarlaさんの「ADJUST」希釈剤を10:1の割合で混ぜることで、通常のスピードで施術が行えます。Warmトーンを保ちながら褪色する色素はどうしても施術時間が延びがちですが、ADJUSTを使うことで作業効率が格段に向上します。

結びに

プロフェッショナルな施術者の方々、ぜひこの「Medium Warm Brown」とADJUSTの組み合わせをお試しください。

施術時間短縮と、安定したWarmトーンの色味が持続することで、顧客満足度の高い仕上がりが実現します!

Writer Profile

Hitomi Fujiwara

Hitomi Fujiwara

LAを拠点に活動するアートメイク講師であり、FUJI COSMETIC INKの代表。金融業界でのキャリアを経て、アートメイクアーティストに転身。2018年にFuji Cosmetic, LLCを設立。ビバリーヒルズのサロンでアートメイク部門を担当し、多様な顧客にサービスを提供。2019年には韓国のアートメイク大会で入賞し、マイクロブレーディングの講習を開始。ナノヘアーストロークを追求し「ニュアンスナノブロー」を完成。2022年には理論に基づくアカデミーを確立し、2023年からは世界各国のアートメイクイベントでスピーカー、デモンストレーター、日本チームのアンバサダーとしても活動。

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