こんにちは!
THE ARTMAKE TOKYOの櫻井グリコです。
今回は、みんな気になっているであろう...
Tina Davies Professionalから新たに発売されたFADEシリーズについてです。
FADE(フェード)には、「色が時間と共に徐々に薄くなる」という意味があります。
今回のブログでは、
- FADEシリーズとは?
- FADEシリーズに使われている顔料について
- FADEアイブロウピグメント全8色の紹介
についてお話ししていきます。
アートメイクアーティストとして活躍するみなさんの、さらなる素晴らしい作品作りの糧になれば 幸いです!
FADEシリーズとは?
FADEアイブロウピグメントコレクションは、主に無機顔料で構成されたハイブリッドラインの顔 料です。だいたい、1~2年で褪色するように作られています。ここでポイントなのが、褪色と変色には大きな違いがあります。
FADE=褪色。時間と共に色が薄くなること。
オレンジやグレーに変色せずに、徐々に同じ色相で褪色するように 色素の粒子サイズなどを調整して開発されたのがこのFADEシリーズです。
※できるかぎりきれいに褪色するよう調整されていますが、クライアントの肌質や施術者のテクニックによってはこの限りではありません。
現在市場にあるほとんどの顔料の配合は有機と無機のハイブリッド(ブレンド)です。 有機と無機にはそれぞれ独自の特性があります(この辺は櫻井グリコの色彩理論でも詳しくお話ししているところです)
それではFADEシリーズに使われている顔料の種類と特徴を見ていきましょう!
FADEシリーズに使われている顔料について
FADEシリーズは、6種の無機顔料と1種の有機顔料から構成されていま す。それぞれの特徴を見ていきましょう。
カーボンブラックについてワンポイント
カーボンブラックは無機顔料ですが、有機または無機どの顔料よりも細かい粒子です。そのため 他の顔料成分よりも素早く強力に着色されます。(一般的に無機顔料よりも有機顔料の方が粒子 が細かく、素早く着色される。カーボンブラックは無機顔料でありながら、有機顔料のように素 早く着色される)
FADEアイブロウピグメント全8色の紹介
FADEシリーズは
- 2色の明るい色(ライト)
- 3色の中間色(ミディアム)
- 2色の暗い色(ダーク)
- 1色の深い色(ディープ)
- 4色の暖色(ウォーム)
- 3色の中間色(ニュートラル)
- 1色の寒色(クール)
に分類されます。
明るい色(ライト)
中間色(ミディアム)
暗い色(ダーク)
深い色(ディープ)
とってもボリューミーになってしまったので今回はここまで!
次回は、色の選び方についてお伝えしますのでお楽しみに
次回の更新までに、FADEアイブロウピグメントを是非ゲットしておいてくださいね^^
THE ARTMAKE TOKYO
櫻井グリコ
Writer Profile
櫻井 グリコ
形成外科、皮膚科、美容外科、美容皮膚科、美容師専門学校を経て、2020年西川医師の美容業界に対する思いに薫陶を受け、THE ARTMAKE TOKYO開業に参画。形成外科分野と美容学校で得た色彩の知識をベースにアートメイクのための色彩理論を展開し、業界内に普及させた第一人者。