ターゲットカラー/グレー眉のカラーチェンジにも使える色素 SUNSET Brow Collection

こんにちは!坂本です。
私が紹介する色素は、眉の施術で愛用している「Sunset Brow Collection」です。
こちらはTina Daviesから発売されているシリーズとなります。

年末のPerma blend JapanのInstagram投稿内でも症例と合わせて簡単にご紹介しましたが、今回のコラムでは、

✓3つの色の特徴
✓色素の構成
✓どのような時に使用しているか

をお伝えしていきたいと思います。

⒈SUNSETシリーズに含まれる3つの色素の特徴

Sunset Brow Collectionに含まれる色素

  • SUNSET
  • TOFFEE
  • AUTUMN
  • SHADING SOLUTON

色素のアンダートーンは
✓3つすべてWarmベース、
✓推奨FITZPATRICKは、Ⅰ-Ⅲとなります。

日本人のFITZPATRICKスキンタイプは、おおよそⅡ‐Ⅳなので日本人のお肌からみると比較的明るく発色するかなという印象です。

パウダー眉~マイクロブレーディングまで幅広く使用できますが、アジア人は眉毛の色が黒っぽい人がほとんどなので、眉脱色や眉マスカラを使用してアートメイクと自眉と馴染ませるのがおススメです。
パウダー眉で使用する際は、付属の希釈液で肌質に合わせて濃度を調整してください。

✓オレンジ系(赤みのある)の明るい色に定着させたい!
✓クールトーンのお肌なので、Warm系の色素を足してグレーを防止しておきたい!
✓グレーに変色した眉のカラーチェンジをしたい!

このような時に大活躍するシリーズとなっています。
単色使いでも、ベースの色に数的混ぜても、温かみのある色に定着していきます。

2.色素の構成

無機(インオーガニック)

→ 体内で一定の場所に留まる=定着がいい。
くすんだ発色となる

有機(オーガニック)

→ 色が鮮やかで発色がいい(明度が高い)。
一定の場所に留まらない=アレルギーを起こしやすい

炭素・黒(カーボン)

→ 人間の体内にもともと持ち合わせているため、色の入りが良い。
体内に吸収されやすいため退色が早い

白(二酸化チタン)

→ 濃い色もカバーができる色。
明度は上がるがマット感が出る

基本的知識となりますがこちらを踏まえて、まずは構成されている色からみていきます。
こちらのシリーズは、5〜7つの顔料が使用されており、『無機顔料』と『有機顔料』で分類すると以下の通りです。

『無機顔料』

  • カーボンブラック/CI 77266 青く変色しにくい黒
  • 酸化チタン/CI 77891 透明感のない白
  • 酸化鉄赤/CI77491 くすんだマットな赤

『有機顔料』

  • Yellow14/CI 21095 緑みのある黄色
  • Red254/CI 56110 透明感のある鮮明な黄みの赤
  • Red269/CI 12466 強い青みのある赤
  • Orange13/CI 21110 透明感のある鮮やかなオレンジ

次に、色素の含有量でみていくと、このような順番となっています。

色素名

SUNSET

TOFFEE

AUTUMN

顔料




有機顔料☆
無機顔料★

Yellow14
White6
Red254
Red101
Red269
Orange13
CarbonBlack

Yellow14White6Red254Red269CarbonBlack

Yellow14White6Red254Red269CarbonBlack

よくよく見ていただくとお気づきかと思いますが、「TOFFEE」「AUTUMN」は同じ顔料の構成なのです! 色素の含有量は公表されてませんが、TOFFEEよりAUTUMUNの方がオレンジ味が強く色が暗めです。おそらくAUTUMUNは、含有量の下位のRed254~CarbonBlackがTOFFEEより多めに入っているのではないかと推測します。

SUNSET」は他の2つの色素の顔料に、赤(Red101)とオレンジ(Orange13)が追加されており、赤み・オレンジみが強い明るい色となっています。日本人の肌色・髪色で単色使いはめったにしないかなとは思いますが、ファンキーでオレンジ系の明るい色に髪を染めている人なら、全体的な雰囲気に合う色になるのではないかと。

※色素含有内容が度々変更になっていることがあるので、新しい色素のボトルが届いたら 必ずCIナンバーと構成準をチェックしてみてください!

3.どんな時に使用しているのか?

このシリーズ、私はターゲットカラーとして単色使いをしたことはないのですが、グレー眉のカラーチェンジで使用しているため、そちらを踏まえた使い方をご紹介していきます。

眉毛の中央部分って濃淡を出すために濃くしますよね?
そうすると経年で、眉毛の真ん中の部分だけが暗くグレーにみえてしまう…なんてことも。

✓真ん中(スパイン部分)の暗い部分をブラウンに戻したい。
✓昔の眉毛がグレーにいなっているけど、「除去は希望していない」「色でなんとかしたい」

そんな時にこちらのシリーズが活躍します。

【各色素をグレー眉に使用した際の症例を解説していきます】

SUNSET → 明るいブラウンになります

SUNSET

SUNSETのみでカラーチェンジ。
ご希望→明るいブラウン。
もともとのベースの色が暗めのグレーなので、明るいSUNSETを使ってもライトブラウンにはなりませんが、それでもブラウンに。
明るい色でカバーしているので、早い時期に再度グレーが出てきやすくなります。

TOFFEE → ノーマルブラウンになります

TOFFEE

TOFFEEでカラーチェンジした後に、フォレストブラウンとダークフォレストブラウンをレイヤーで重ねています。
ご希望→髪色より少し明るいブラウン
こちらのお客様は、かなり薄めのグレーで、グレーの中にもブラウンが残っていたので容易にカラーチェンジできています。

AUTUMUN → 暗めのブラウンになります

AUTUMUN

AUTUMNのみでカラーチェンジ。
ご希望→髪色になじむ暗めブラウン
AUTUMNはオレンジみが少し強めなので、カラーチェンジしてある程度ブラウンに戻ってきた後にレイヤーで他の色を重ねることが多いのですが、こちらの症例はAUTUMN単色のみでちょうどいいダークブラウンになりました。

まとめ

SUNSETシリーズは髪の色やスキントーンが明るめで、定着をオレンジ系の明るい色にしたいとご希望のお客様へのターゲットカラーとしての使用や、昔に入れたアートメイクの修正のためのカラーチェンジ色素としても使用できる万能なシリーズとなっています。
全てWARMベースの色素で赤みが強いため、グレーヒールしにくいのも特徴です。

昔にアートメイクを入れた人の眉毛がグレーになってたりオレンジになってたりする眉を見たことありませんか?また、アートメイクアーティストが増加している昨今、技術が安定せず深く掘りすぎてグレーになってしまったなんてことも・・・。
自分以外のアーティスト様がいれた眉毛の対応をすることもあるかもしれません。「色をブラウンに戻したいけど、どの色を使ったらいいんだろう…」
そんな時このシリーズを持っていると、安心してお客様対応ができますよ。

Writer Profile

Sakamoto

坂本 絢

BMCクリニック所属。美容看護師9年目。2本針を用いた独特な方法でリップ、アイラインの施術をしている。

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